加圧トレーニングとは?

腕の付け根や脚の付け根を専用の加圧ベルトで締め、適切に血流を制限した状態でトレーニングを行います。

低負荷のトレーニングでも高負荷のトレーニング同様の効果が短期間短時間で得られるため、

トレーニングの仕方によって、プロのアスリートから、日常の健康増進を図りたい方、病気で寝たきりになっている人まで行えるといわれるトレーニング。

大量の成長ホルモンが分泌されるため、トレーニング後の疲労感が少なく、回復力が早いのも特徴です。


加圧トレーニングによる効果

加圧トレーニングは 

筋肉、骨、脂肪、血管、皮膚、神経、ホルモンなど 

様々な部位に作用し、得られる効果も多岐にわたります。

 

《健康増進》

  • 足腰の強化
  • 肩こり・腰痛などの緩和と改善
  • 血管年齢の若返り
  • メタボリック・シンドロームの改善
  • 骨粗しょう症などの病気の予防

                         など

 

 《ダイエット・シェイプアップ》

  • 脂肪分解
  • ウエストの引き締め
  • バストアップ
  • ヒップアップ
  • 美脚
  • 姿勢矯正

                 など

 

 《スポーツトレーニング》

  • 敏捷性の向上
  • 持久力のアップ
  • 筋力増強

              など

 

 《加療後のリハビリ》

  • けがや病気からの早期回復
  • 寝たきりからの復活

                       など


◎血管・血流への働き

加圧トレーニングのポイントは「適切に血流を制限する」ということです。

当スタジオで使用する加圧マシーンは空圧式のベルトを使用するため、マシーンを通して圧を加えたり、除いたりすることで、強制的に血管のポンプ運動を促し、血流の促進・血管の弾力性を促します。

 

加圧トレーニング中は、

一時的に血流が減少した状態になる

脳が危機を感じて心臓に血流を増やすように指示

血流量は増えることで血行が良くなり、身体の隅々まで血液が行き渡る

細胞に運ばれる酸素の量増大

新陳代謝が活発になる

筋肉増強

 

血管に血液が大量に溜り血管が拡張・・・さらに多くの血液を取り込もうとする

たまった血液が行き場を求めて今まで使われていなかった血管にも流れ込む(新生血管)

ベルトを外す

ダムのせき止めが外れたように、たまった血液が血管老廃物とともに勢いよく流れ出る

血管の弾力性が増す血管が拡張される新しい血管が開通する血管年齢が若返る!!

◎成長ホルモン

加圧トレーニング後に分泌される成長ホルモンは、安静時の約290倍

成長ホルモンの大きな役割は、身体の大きな成長新陳代謝の促進です。

成長ホルモンの分泌を促すのは、筋肉が疲労した時に出る「乳酸」で、通常の運動では血流にのって運ばれてしまい、筋肉内に乳酸が溜まりません。

加圧トレーニングでは血流を制限するので、筋肉に乳酸が大量に溜まりやすく、その分回復させるために必要な成長ホルモンも大量に分泌されます。

 

成長ホルモンの効果

  • 免疫機能の強化
  • 脂肪の減少
  • 骨密度の上昇
  • 筋肉の合成
  • 怪我や手術からの回復
  • アンチエイジング(老化を遅らせ、皮膚の弾力性を増加させたり。皮膚再生能力を高めたりする若返り効果)
  • 自律神経の安定(交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがスムーズになる)

 

   

◎加圧トレーニングの注意

その一、

加圧トレーニングは糖をエネルギーにして行うトレーニングのため、無理な食事制限をしている状態でトレーニングを行うと、低血糖状態になりやすいです。

軽くエネルギーを蓄えた状態でトレーニングを行いましょう。

念のため、スタジオにはチョコレートを常備しております。

 

その二、

加圧トレーニング中は胃に流れる血流量も一時的に減少するため、直前に食事をとられた場合、消化不良を起こす可能性があります。

時間を空けて食事をするか、直前の場合は量を控えたり、消化のいい食事内容にしましょう。

 

その三、

加圧トレーニング後は成長ホルモンが大量に分泌され、吸収力が上がります。特にトレーニング後3時間!!

加圧後に食事をとられる場合は、低カロリー高タンパク質な食事内容を心がけましょう。

身体が必要としているもの(コラーゲン、タンパク質)や、普段とれていない栄養(ビタミン、食物繊維など)は効率的に吸収できます。サプリなどを飲まれている方は是非このタイミングで!!

アルコール、ニコチンの摂取にはご注意ください。

 

その四、

加圧トレーニングは血流に働きかけるので、その日1日はよく水分を摂取しましょう。

 

その五、

糖尿病、高血圧、心臓病、不整脈などの既往症をお持ちの方が加圧トレーニングを行う場合は、医師の判断を仰ぐ必要があります。

お心当たりの方は、かかりつけ医にご相談ください。

 

その六、

加圧トレーニングは、加圧トレーニングを行う当日に

  • 熱がある場合
  • 出血がある場合
  • 抜歯をした場合
  • 予防接種を受けた場合

は、加圧トレーニングを行うことが出来ません。あらかじめご了承ください。